子供をしかる時、「これしちゃ駄目だよ」って言っても…効果ないことってありません? 子供の天邪鬼たるゆえん。「駄目だよって言われたら余計やりたくなる」そんなもんです。 その2の話を読んで。子供の視点で見ている友達は。「うん、よく分かる〜」って納得。 親の視点で見ている友達は、「でも、傷つくって分かってることは止めたい」って答えた。 確かに。子供の視点だから「経験させてよ!」って言うのはあると思うんですね。 私がいつか親になって、「子供を止めないで居られるか」って言うのはすっごい疑問符付くんですけど(自爆) ただ注意する時には、「子供をきちんと納得させられるように注意したいな」と思うんです。 大人が注意を促す時。やはり「大人の視点」で注意をするんだと思います。 特に年齢が上になればなるほど。体格などは同じになってきてますから「自分と同じ様な視点を持っている」と思うんじゃないかと。 でも、やっぱり経験量ってものすご〜く違うんですよね。 「しかる相手の年齢」÷「自分の年齢」=自分と比較した相手の経験量の割合 単純計算してしまうと、こんな感じになるんじゃないかなぁって思うんですが。<ある意味見事なまでにおおざっぱ(爆) でも、これで計算してみると、「ものすご〜く経験量に差があるんじゃないか?」って思い知らされません?? だって、20の人だと、30歳の人の2/3、40歳の人の1/2しか、経験を積んでいないっていう事になるんですから。 そしたら、経験量がモノを言う「視界の広さ」というものは。実は自分より若い人と比べると大きく違ってくるんじゃないかなぁと思うんです。 だから、「大人に見えていることでも子供には見えていない」んですよね。 これをやったらどうなるか。結果が見えている大人は、その結果が相手もある程度まで推測できると考えて、子供(特に思春期以降)に注意をするんだと思います。 ところが、子供って「大人の予想している以上に」理解できてないことも多々あるんですよね。 だから、「言う事聞かない」っていうパターンに陥るのです。 私的には、「これは絶対にやめなさい」って言う事については。まず予想されうる事態について懇切丁寧に説明してもらいたいのです。 体験というのは、「体で実際に感じること」を示していますが。 経験というのは、「他の人の体験などを聞いた話を聞いて学んだこと」なども含みます。 つまり「体験」しなくても、「他の人の話をきちんと理解する」ことによって経験を積むことが出来るんです。<体験よりも学び取れることは少ないですけれども 子供だって、バカじゃありません。 自分が「納得できる」とか「じゃあ、それをしないでどのようにすればいいのか」と言う事が分かれば。 やめろといわれたことについて素直にやめる場合も多くあるんですよね。 特に多いのは後者。 大人の視点では「それをしなくてもこうしたらいいのに。」と思うことに対して。子供の視点だと 「したら悪い事態が起きるのは分かってる。これ以外に方法がないんだ。(これが最善なの)」と思い込んでいる場合が多くあります。 だからこそ、少し視線を下げて「どうなるか」と言う事について教えてもらいたいし。 それを回避するための方法のヒント(完全に教えてくれる必要はないと思います<自分で考えないとだしね)を示してもらいたいんです。 何もなしに一概に「駄目だ」って言われても。 それじゃ、かえって頑固になって。余計「それをしなさい」って言ってるようなもんです。 |
2002/11/21
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